オールマウンテンクラブ all mountain club
山 域 烏帽子岳・野口五郎岳
日 付 2020.9/28-30
スタイル 縦走
天 気 3日間 すべて晴れ
参加者 IO、KO(記)
行 程 1日目 七倉山荘 タクシー利用 高瀬ダム湯俣登山口、烏帽子小屋(泊)烏帽子岳往復
2日目 烏帽子小屋~三ツ岳~野口五郎岳~真砂岳~真砂岳分岐~南真砂岳~湯俣岳~湯俣温泉晴嵐荘(泊)
3日目 高瀬渓谷の噴湯丘を見学 湯俣山荘~七倉山荘

最近は山の開拓の歴史や地域文化と歴史のことなどを考えることが多くなった。北鎌尾根もあこがれのルートとして七倉から水俣川から登ったったが、湯俣温泉から三俣山荘へ向かう道が伊藤新道として拓かれたことなどは知らなかったし興味もなかった。
 今回、野口五郎岳からの下山後、湯俣温泉晴嵐荘で一泊して、湯俣川と水俣川の出会いにある高瀬渓谷の噴湯丘を見学しがてら北鎌尾根に繋がる水俣川を遡ったことに思いを馳せた。 帰ってから伊藤正一著作の黒部の山賊を読んだ。氏は黒部原流域の開拓者として三俣山荘、雲ノ平山荘、水晶小屋、湯俣山荘の経営に携わってきたが、「山賊」と称された仲間たちの昔話が面白かった。
  3日目、晴嵐荘から下山中、林道途中で軽トラに乗せてもらい、高瀬ダム湯俣登山口で降ろされると思っていると七倉山荘まで乗せていただいた。
 今回の山行は烏帽子小屋が閉まってしまうので9月末の天気の良い日を選んで計画を立てたが、小屋は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今シーズンの団体ツアーのキャンセルが相次いだため、9月1日の宿泊から軽食メニューの他に一般客にもボルシチセット、おにぎりセットを販売していたのでラッキーであった。ボルシチはとても美味しかった。おにぎりも 特大で美味しかった。
 晴嵐荘では夕食に出た特製噴湯丘カレーが面白く美味しかったしお風呂も言うことなし。宿泊客は数名のみであった。高瀬渓谷の噴湯丘は珍しい光景であった。翌日は車に乗せってもらったので、これも言うことなし。    

1日目    

不動澤橋

  烏帽子小屋

  烏帽子岳を望む

  烏帽子岳山頂から
2日目    

三ツ岳へ向けて

  槍ヶ岳を望む

 硫黄尾根

  特製噴湯丘カレー
3日目    

噴煙を上げる

 噴湯丘

 湯俣川と水俣川出合い

  水俣川にかかる吊り橋
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