鈴鹿セブンマウンテンも残す所、入道ヶ岳一つとなっていた。入道ヶ岳は標高906mの山で鈴鹿セブンマウンテンの最も南に位置している。今回は鈴鹿市の椿大神社から二本松尾根を登って井戸ヶ谷ルートを下山した。 但し、イワクラ尾根に向かう途中にある奥の宮に拝礼して少し高い915mまで登ってみた。入道ヶ岳は椿大神社の御神体で山頂に鳥居があり、山頂から北西約300mの奥の宮に祠が祭ってある。春期(5月)と秋期(11月)に白装束の信者が自然の恵みに感謝を込めるために奥の宮に御参りするお祭りがある。 山頂部は笹原が広がっていて付近のアセビの群落が素晴らしかった。花の時期とも重なったためか大勢の登山者がいた。若い子が多いのが微笑ましい。山頂から伊勢湾や御在所岳、鎌ヶ岳などの山並みを望むことができるはずであったがあいにくのガスで見ることができなかったことは残念である。
入道ヶ岳(906m)