前穂高岳北尾根  2017828


涸沢(幕営地)−X・Yのコル−北尾根登攀−前穂高岳−岳沢−上高地  Y。T  S夫妻  K.O)


涸沢を5時半に出発。昨日に比べて雲が多いが今日一日は大丈夫。X・Yのコルへ向かう。最近は人気

ルートとなっているので踏み跡はしっかり付いている。個人的な感想として、45年の歳月は登山観の変

化をもたらした。奥又白W峰正面や前穂東壁への冬のアプローチとして利用していた北尾根も、今は前穂

高岳へのバリエーションルートとして人気化している。

今回は8月の最終月曜日なので、先行パーティはV峰で見かけた2人パーティのみであった。ルート待

ちがなかったのがよかった。しかし、4人パーティで一人だけがトップを務めてロープ固定することは、

どうしても時間が掛かった。最終バスに間に合うために、前穂高岳からの下山は急がさされた

ルートは、X・YのコルからV・Wのコルまで踏み跡を慎重にトレースし、V・Wのコルから20m

登った取り付き点でロープを出した。登攀スタイルはトップがロープ1本で登攀してロープを固定。2

手は別のロープ1本を担いでアッセンダーで登攀、終了点でトップにロープを渡しトップの確保をさせた。

Pに分けてロープ固定した。U峰から数メートルの懸垂をして、頂上へと至った。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



                     前穂高岳頂上

 

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